BRICSは世界の電力消費量の4%増加のうち2/3を占めました。
2024年には、世界の電力消費が加速しました(2010~2019年および2023年の年間平均2.7%と比較して+4%)。
増加分の3分の2はBRICS(+6%)に関連しており、2024年の世界の電力消費量の46%を占めました。中国は着実な経済成長、産業界およびデータセンターからの需要の高まり、冷却ニーズの高まり、EV充電の増加を背景に、増加に最も大きく寄与し、+7%で世界の電力消費量の33%に達しました。力強い経済成長と高い冷房需要により、インド(+4%。2023年および2010~2019年よりも緩やか)およびブラジル(+6%)でも電力消費量が増加しました。また、ロシア(+2%。異常気象による産業や建物の需要増加)や南アフリカ(+3%。発電量増加)でも増加しました。
電力消費もASEAN諸国(+6%。ベトナム+9%、インドネシア+6%を含む)、中東(+5%。特にイラン、クウェート、サウジアラビア)、トルコ(+5%)、アフリカ(+4%。エジプト+6%を含む)で非常に速いペースで増加しました。
OECD諸国では緩やかに上昇しました。米国では、産業、データセンター、EV充電、建物の冷房からの活発な需要により、電力消費量が2%増加し、過去最高を記録しました。カナダ、メキシコ、オーストラリアでも電力消費量は約2%増加しました。EUでは成長が鈍化しました(+1%)。日本と韓国では電力消費量が停滞しました。
「世界エネルギー動向」(2025年版)は、重要なエネルギーデータに関する洞察を示しています。
当社は、これらの調査結果を長期的な気候目標に照らし合わせて考察しました。
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